6月23日の日記

2011年6月23日
こんなことを繰り返し書いても仕方ないが、
パソコンのオーバーヒートが一段と激しくなり、
数十分程度で、例の切ない音を上げて電源が落ちてしまう。
気温が上昇したためか、もはや扇風機ではほとんど効き目はなく、
今は実験的にアイスノンを下に敷いてこの文章を書いているが、
これとて本当に効果的なのかどうかという保証はなく、
いつ落ちてもおかしくない。
まあ、そんなにたいしたことを書いているわけではないので、
落ちたら落ちたで別にそれでもいいのだが、
そんなことなら、何も書かないでおこうと考える方が普通のようにも思えるし、
これからも書きたいと思うのであれば、こんなポンコツ機器にはさっさと見切りをつけて、
新しいのに買い換えた方がいいような気にもなってきた。
そんな気になってきたのには、明日が給料日であることも関係している。
いや、オレの安月給だけならそんな気は起こらないが、
今月は、左隣のOさんというおっさんに貸していた10万円が同時に戻ってくるのだ、たぶん。
たぶん、というのは、
今日右隣のHさんというおっさんがOさんから5千円借りていている現場に
オレも居合わせており、そのときOさんが気まずそうに
「この前借りた金は明日返すから」とオレに言ったからである。
もともと、返ってくるとは思っていなかった金に対して、
借りた本人から明日返すという言質を拾えたので、
これはほんとに明日返してもらえるのだろうと思う、たぶん。
そうそう――
話が逸れてしまうのだが、このとき、HさんがOさんに言ったオベンチャラは
Hさんの観察眼の鋭さを示すものであり大いに感銘を受けたので忘れぬうちに記しておこう。
HさんはOさんの5千円札を自分の財布にしまいながらこう言った。
「Oちゃんは、AKBの1位の子と似てるよね。名前なんだっけ? よく言われるんじゃない?」
目からうろことはこういうことを言うのだろう。
言われてみれば確かに似ている!
しかし、かたや当今ナンバー1のアイドルに対して、こちらは薄汚れたおっさんだ。
こういう場合、大概の人間の目は節穴になる。
しかし、Hさんの目はそうはならず、
それに気づいて、しかもサラリとその事実を言ってのけたのだ。
オレはその瞬間Hさんを見直した。
一方、「グフフ」とほくそ笑んで
満更でもない顔付きをしているOさんを、オレはそのとき目にしたのであった。

ほんとにOさんから10万円を返してもらえたら、
土曜日に近所の家電量販店に行って新しいパソコンを買うことにしよう。
ということで、このおんぼろノートで日記を書くのもこれが最後ということになるはずだ、たぶん。

アイスノン意外と効くな。

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